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紹介

《鳴神流雷神太鼓プロフィール》
 

○ 鳴神流の和太鼓
30年を超える和太鼓歴を持つ代表が、和太鼓をより効果的に演奏するための「音」と「打法」と「表現方法」に重点を置いて創立した和太鼓の流派です。 初心者にも効果的に身につく教程で、短期間に技術が向上すること、つき抜ける音と華麗な振りつけや洗練された打法が特徴です。 太鼓の音を雷の鳴る音に例えて、鳴神(なるがみ、雷の古語)流和太鼓と名付けました。

○ 太鼓塾雷神について
「鳴神流和太鼓」の演奏技術を指導するために、平成4年4月に設立した和太鼓演奏技術の塾です。 塾と言う太鼓集団は、都下には我々の「太鼓塾雷神」しかありません。 太鼓塾では、太鼓を覚えたい子供や個人と団体の誰にでも鳴神流の和太鼓演奏技術を指導して、太鼓芸の振興と優れた太鼓指導者を育てる事を目標に活動しています。

○ 鳴神流雷神太鼓について
太鼓塾雷神で成長して、内外で指導に当たっている本部員達が、公演活動を行う時に「鳴神流雷神太鼓」の名前で活動します。 いわゆる伝統的な郷土芸能の団体や、町おこしのグループとは違いますが、鳴神流の高度な太鼓演奏技術と表現力、先進性、全曲オリジナルの創造性と音楽性が注目されている新進気鋭の和太鼓集団です。 また、雷神太鼓子供の部も活発な活動を行っており、大人と一緒に演奏したり、また子供だけでの出演も多く、大変好評を頂いています。
 

《主要な曲の解説》
 

○ 飛燕ひえん太鼓
独特の横打ちと斜め打ちを複合した、二面打ちの打法で演奏する曲です。 優雅で軽快な身のこなしと華麗なバチさばきを、空を舞う燕にたとえて飛燕太鼓と名付けました。(演奏時間7~8分)

○ 烈炎れつえん
燃え盛る激しい炎をイメージした、斜めの揃い打ちの曲です。

○ 春嵐しゅんらん
色々な太鼓を、軽快に時には豪快に打ち回します。 春先の穏やかでいながら、時に黒雲が覆い、突風が荒々しく吹き荒れる春一番を表現して「春嵐」と名付けました。(演奏時間約10分)

○ 雷神太鼓
荒ぶる雷の恐るべき迫力を表現した、アップテンポなリズムの勇壮な曲です。(演奏時間10~15分)

その他、子供専用の曲もあります。 雷神太鼓の得意技としてイベントの時間や種類に合わせて色々な組み合わせの演出も可能です。
 

《設立者プロフィール》
 

鼓号 鳴神 瑞風 (なるかみ ずいふう)
本名 和田 保

1950年 八王子市諏訪町生まれの八王子育ち。

小さい頃から家の前の諏訪神社の祭礼のお囃子を聞いて育ち、小学生の頃には門前の小僧、屋台上でお囃子を演奏する。中学2年生の時、盆太鼓を見て盆太鼓打ちに転向して、見よう見真似で覚えた盆太鼓で市内各所を叩いて歩く。
18歳の時、都下で最初の和太鼓団体「八王子太鼓龍神会」の設立に参加し、副会長として活発な演奏活動を行うと共に、境港市の大漁太鼓荒神会、陣馬太鼓ゆうやけ会、八王子そごう太鼓虹龍会などの技術指導と立ち上げに助力する。
以来25年間に渡り、同会の副会長を努めた後、42歳の時、同会を退会して独立。
それまで個人的に学んできた日本各地の和太鼓の演奏方法と和太鼓理論を整理して、鳴神流和太鼓を創案する。翌平成四年に誰でも和太鼓に親しめ、健全な趣味として和太鼓を学べる団体として都下で最初の和太鼓演奏技術を指導するための「太鼓塾雷神」を設立して指導活動を開始する。公演活動を行う時は、「鳴神流雷神太鼓」を名乗り、活発な演奏活動も行う様になった。
塾外での指導活動では、都立八王子工業高校和太鼓部、都立松が谷高校和太鼓部、都立野津田高校和太鼓部、都立小平西高校和太鼓部の指導員として技術指導。文化祭など和太鼓指導では、都立南平高校、都立東高校、都立八王子高陵高校(2回)等で指導を行った。授業では、市立南大沢中学校2年生の音楽の授業で和太鼓を指導した。サークルでは都立八王子高陵高校の在校生と卒業生で構成する女子だけのグループ「鬼夜姫」(きよひめ)を指導している。また、八王子こども劇場の依頼による、和太鼓ワークショップも好評だった。
40年を超える長い和太鼓人生の中では、八王子太鼓在籍の頃、あの田 耕(でん たがやす)氏から今の鼓童の前身の鬼太鼓座の立ち上げに指導を依頼されたり、塾立ち上げの頃、研修に参加したプロの演奏者からプロ転向を誘われたこともあったが、一貫して「アマチュアのための和太鼓」というスタンスを貫いた。

 

2018年9月没。

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